マブラヴ ALTERED FABLE



◇DATA◇

発売:2007年8月31日
DVD-ROM2枚 フルボイス
(DVD2枚目は特典映像集)
ジャンル:ファンディスク

原画:Bou、バカ王子ペルシャ、唯々月たすく ほか
シナリオ:タシロハヤト ほか(かがやく時空が消えぬ間に)
吉宗綱紀、秋月ひろ(トータル・イクリプスAVN)

『マブラヴ オルタネイティヴ』発売後、ファンからの「ファンディスク希望!」の声に応えてついに登場!
オルタ出演キャラによる、無印ノリの王道シナリオを、あなたに。

◇アフターエピソード 「かがやく時空が消えぬ間に」◇

交換留学制度により、4人の教師と1人の生徒が白陵柊にやってきた。
武のクラスには、そのうちの1人の教師が副担任として、そして1人の生徒が転入生としてやってくる。
更には、御剣財閥のお嬢様、冥夜と悠陽も仲間入り。
これ以上ない濃いメンバーに、夕呼がおとなしくしているわけもなく…

球技大会、温泉旅行、リゾートで、マブラヴメンバーが大騒ぎです。

総評:6
※グラフは「かがやく時空が消えぬ間に」の評価のみ反映

■シナリオ ・・・5点
オルタFinal episode後の世界に更にオルタキャラを加えて、どこまでも王道主義で進むシナリオ。
今ファンディスクのメインになります。
本編の続きという設定っぽいですが、特に本編の裏話や直接繋がるシナリオがあるわけではなく
あくまでもおまけシナリオの位置付けに来る感じの内容でした。
ゲーム起動時に「本編とは関係ありません!!」と強く言っているだけあって、やっぱり別世界だという前提だからこそできた
お祭りシナリオなのでしょう。

キャラ共通部分が多く、1キャラクリアしてしまえばその後の攻略にはそれほどかかりません(1キャラクリアは結構かかります)が、
攻略数が多いので大変でした。10人ですよ、10人。さすがファンディスク。
ただ、ファンディスク発売の売り文句に「エロ要素も強化!」っぽい宣伝があった気がするんですけど、
各キャラ1シーンのみ(悠陽のみ2パターン)でしかもCGは1シーン2枚のみという寂しい結果でした。
当ディスクに収録されてるマブラヴラジオで栗林さんも仰ってたけど、少ないよね!

マブラヴはコメディの中に友情要素を濃く入れてきて、そういうところがいいなと思っているのですが
今回は、そういうのがなくて残念。あくまでもそれぞれが好きなように生きている感じでした。
皆がばらばらというわけではなく、確かに一緒に楽しんでるんですけど、ちょっと、ね。自己主張が強いというか。

あと、非常にâgeっぽいといえばそうなのかもですが、元ネタがあるネタをかなり濃く入れ込んでまして
今作は、あのビッグタイトル『24』を登場人物ごと仕込んでいます。やるな。
声優さんもオリジナルの吹き替え担当の方がそのままされているらしい(私は24見たことないんでわかんないんだな;)ので
24が好きな人には楽しめるのかも(逆に、原作を汚さないでくれ!て思うかも?(^^;)

■システム …7点
相変わらずのâgeのシステム、いわゆるrUGP+立体音響演算です。これはFDでも否定できない素晴らしさ。
これまでよりも背景も視点に合わせて動くシーンが結構あって(アノニマスから取り入れられたんでしたっけ?)、
rUGPの進化を感じました。

その他特徴的なものは、『かがやく時空が消えぬ間に』に収録されたミニゲームのスキーとビーチバレー。
これはどちらもイマイチでした。スキーはそんなに問題点は感じないんですが(地味なゲームだなーという感じw)、
ビーチバレーは、全く勝てる気がしないので嫌な感じです。難しい。
特に操作が難しいわけでもないのに上手く打ち返せません。
優勝景品の真相が知りたいが、未だにわかっておりませんよ(涙)

セーブもいつもと同じ、容量ある限りのセーブ個数で、サムネイル、システム日付、重要度の設定、コメントの編集。
重要度の変更、コメント編集はセーブ後いつでも可能。
これまたいつも通りなんですけど、セーブが縦一列にしか並んでいないのは、セーブ個数が増えるとちょっと見づらいですね。

■絵 …6点
こんなもんなんでしょうかねぇ…?
過去作品既出CGの使い回しが多い印象が強くて、ちょっと物足りなかったです。
ただ、オルタで気になった「使いまわしの画質が粗い」ということはなく、綺麗は綺麗でした。
純夏はちょっと可愛くなくなったなという感じ(ぇ

CGは、差分含め106枚(うち30枚はヘタレ絵)、HCG率22%
CG枚数は、過去マブラヴ作品からそのままのものと背景CGちっくなもの(プレミアの8ページ目)はノーカウントとさせて頂きました。
過去既出CGの差分的なものはカウントしてるので、おまけしてる方だと思うんですけど;;

その他、おまけとして壁紙が32枚収録されています(版権7枚、スタッフ?11枚、ゲスト14枚)。

■音楽 …5点
BGMは前作からの使いまわしが主(音楽鑑賞モードがないので明確ではありません)。
新曲頑張って!の意味を込めてこの点数。
テーマ曲は栗林みな実さんの新曲、OP「だってMUV-LUVなんだもんっ☆」とED「かがやく時空が消えぬ間に」。
OPは明るく元気な曲、EDはしっとりバラード。マブラヴらしいバランスでした。
前から言ってますが栗林さんの歌は結構好きなので、今回も良かったです(贔屓?)。
ED曲は霞視点の歌詞らしいので、ちゃんと歌詞を読みたいな〜と思いました。

以下、ざっと感想のみにさせて頂きます。

◇シミュレーションゲーム 「暁遙かなり」◇

オルタ世界を舞台にした、ヘックス式のシミュレーションゲーム。
戦術機を操作してBETAと戦います。

私はシミュレーションが苦手というわけでは別にないんですけど、これは難しかった…
キャンペーンモード(=シナリオモード)は難易度VERY EASYで1話しかクリアできてないっす;
BETAとの戦いは数との戦いだ!というのはオルタ本編でも言われてたことですけど、どうにも
自部隊数に対してBETAが多いんですよね; そのくせ後ろからじゃないと全然攻撃が効かなかったり、
隣り合ったら取り付かれてしまって、周囲の敵の掃討どころではなかったり。
移動と行動が全て同じ行動力でカウントされるので、ちょっとの動きでもう攻撃できなくなってしまうのも辛かった。
…贅沢なんでしょうか。
 わたしはそこまでのシミュレーションマニアじゃないからさ!(ぉ

たぶん、クリアしても特典画像とかはない(ハズ)なので、やる気のある方のみやり込みで良いのではと…。

■暁遙かなり 総評 …2点
エロゲ付属のゲームとしては凝ってるな〜というのは思うんですけど、こんなに難しいのを待ってるエロゲプレイヤーって
割合としてはそんなに多くないと思うんですよね; もうちょっと気楽にオルタ世界を体感できるもので良かったのではと思います。
私はゲームが楽しめなかったのでこんな点数にしてしまいましたが、プレイヤーによって評価は全く変わると思います。ご了承下さい

◇マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプスAVN◇

âge、VOLKS、TECH GIANの3者(社?)共同で企画されている「マブラヴ トータルイクリプス」の第一話と第二話を
フルボイスビジュアルノベルとして収録。

■トータル・イクリプスAVN 総評 …6点
立ち絵がないためrUGPの機能はあまり働いていないと思います。普通のノベル形式ゲームですね。
2話収録とありましたが、話数を区切って収録されているわけではなかったのでどこまでが1話だったのかわかりませんでした。
いずれにせよ、トータル・イクリプス(以下TE)の本当に序盤のところのみの収録という感じ。
思っていたより短かったけど、TEの雰囲気を掴むにはいいぐらいなのかな?
私が思っていた以上に表現が硬くまじめで(あくまでも私基準)、シリアスなオルタっぽくて良いと思いました。
「かがやく〜」はオルタのおまけパラレルシナリオですけど、TEは正当なオルタ派生作品。
オルタの世界観をまだ楽しみたい!という人向けですね。
雑誌での連載が終わったらゲーム化されて売られるのかな…。そしたら買いそうだな。
声優さんが豪華だし、これで終わっちゃうのはもったいない気がしますしね。

なお、何枚かイベントCGが使用されていますが、プレミアモードがないためプレイ後の確認が出来ません。

また、テーマソングがTE専用に用意されています。
OP『INSANITY』、ED『TOTAL ECRIPSE』、いずれも歌うのは奥井雅美さん。
ロック調で私は好きです。一般的な歌謡曲風。

かなりどーでもいいですが、「トータル・イクリプスAVN」のAVNって アどヴェンちゃーの頭文字かと思ってま死タ
A VISUAL NOVEL? Aが怪しいですが、とりあえずヴィジュアル・ノベルが正しいようです。

◇マブラヴラジオ出張版◇

ラジオのパーソナリティーさんによる案内のもと、3本のラジオドラマを聴くことができます。
ラジオドラマは、いずれもオルタ世界でのコメディ。
宗像中尉・風間少尉の関係に迫る「奥様は魔性?」、御剣姉妹を中心にした「高貴なる血」、
ラダビノット基地司令官を迎えての「頭辺墨大作戦の巻」の3本となっています。

■マブラヴラジオ出張版 総評 …4点
あまりキャラメインなラジオは好きでなく、聴かない(聴けない)ので、これも聴かずに放置かな〜と思ってたんですが
ラジオドラマがあるということで、頑張って(笑)聴きました。
やっぱりラジオ部分は苦手なのですが(すみませ…)、ドラマはオルタのSS(完全コメディですけど)なので聴けた。
15分ぐらいのショートストーリー×3なのでそんなに内容もないんですけど(^^;
↑のあらすじ(というか設定?「宗像中尉・風間少尉の関係に迫る」とか)だけだと「おぉ!気になる!」と思うかもですが、
これはけっこう曖昧に、うまくごまかしながら展開&幕を閉じられる感じなので、消化不良だったり。

もともと出演声優が豪華なマブラヴなので、聴き甲斐はアリ
武と委員長の掛け合い部分では、某サンライズアニメ作品と被せようと脳内で頑張っていたりした管理人ですw

■マブラヴ ALTERED FABLE 総評 …6点
お祭りディスクの名に恥じない内容とボリュームでした。
が、メインコンテンツである「かがやく〜」のシナリオボリュームの多さは、やや無駄な長さ
これだけの長さを確保できるのであれば、もっと心にぐっとくるシナリオにも十分出来ると思うのです。
今作は、お祭りイベントを乱立させたけれども、素敵なキャラクター達のよさが発揮できてなかったかなーと思います。
王道アドベンチャーなんだから、別にベタな展開でもいいんですよ〜、なんかそういうのが欲しかったなぁ。
今回は「恋愛原子核ってすごいな」としか思えなかったです、はい。

シナリオ・キャラクター共にお気に入りは…冥夜かな。
内容薄めのシナリオ群の中で、冥夜のまっすぐさは光ってました。
キャラクター限定だと、柏木ハルーの好感度はまたもアップ。どこまで上がるのかハルー人気w

2007.10.07

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