超昂閃忍ハルカ
アリスソフト

◇DATA◇
発売:2008年2月29日
DVD-ROM1枚  パートボイス
ジャンル:変身ヒロイン調教アドベンチャー

原画:おにぎりくん
原画(サブ):ながの〜ん、桐島千夜
シナリオ:もみあげルパンR、なす、春原陽

主人公・戦部タカマルは、腐れ縁の少女ナリカと共に、普通の学生生活を送っていた。
鷹守ハルカという美少女の転校生がタカマルの前に現れるまでは。
ハルカに一目惚れしたタカマルだったが、そんな折、ナリカと一緒にいるところを謎の忍集団に襲われる。
そこに現れたのは、くノ一風の戦闘服に身を包んだハルカだった。
更に驚いたことに、ハルカはタカマルを「若頭領」と仰ぎ、自分の身に淫らな行為をして欲しいと懇願する。
ハルカによると、タカマルは正義の忍者集団「上弦衆」の若頭領であり、上弦衆の戦闘員(=閃忍)であるハルカに
戦闘力となる「淫力」を与えるために必要な行為らしいのだが・・・。

人の世を壊し、恐怖による支配を成立させようと行動するノロイ党から世界を守るため、タカマル達の戦いが始まった。

総評:7

好評だった『超昂天使エスカレイヤー』と同じ変身ヒロインシリーズという位置づけで発売された本作。エスカは気になりつつも購入に至らなかった私(タイミングの問題かなぁ;)は、和モノスキーの血も騒いだことだし、購入。

絵・エロに関しては期待通り。シナリオが薄めだったことと、システムが単調だったことが惜しいかなと思いました。

■シナリオ  ・・・5点
過去の世界からやってきたハルカが、現代の上弦衆若頭領・タカマルと共に悪(ノロイ党)と戦っていくストーリー。
本筋はこれなのでわかりやすいシナリオでした。
というか、枝の部分はほとんどありません(^^;
個別ルートへの分岐があるといってもシナリオ分岐はほとんどなく(スバルだけ最後の展開がちょっと違う)、
発生エチイベントの差異のみでした。

メインに置かれたものがエチイベントであり、その次は戦闘システムなんだろうなとわかる作品なので
シナリオが薄いことを否定する気はあまりありませんが、もうちょっと何かあってもいいかな〜と思いました。
ハルカと一刀の関係をもっと感動的に書いてみるとか…。
ナリカ、スバルはもっと個別シナリオが必要だと思いましたね。扱いが悪い。。。
スバルは、仲間参入のタイミングが遅いとはいえ、イベントもエンディングも少なくてショボンでしたよ。

エチに関してはエッロエロです。
イベント的に発生するものなのでシナリオとの繋がりがあるものはほとんどありませんが、
だからこそ、特殊シチュ多め。
メイド、ブルマ等のコスプレは朝飯前で、露出、SM、触手、異物挿入、人外などなど。。。
凌辱系の印象が異様に高いです。凌辱シーンはスキップできますが、凌辱苦手な方でこれを使うと見所が半減するんじゃないかなと(^^; 
値段との釣り合いを考えるなら、凌辱駄目な方は回避も一手かもしれません。
私は凌辱系への耐性がないわけではないんですが、腹ボテは苦手で、しかも数が多かったので軽くげんなり。
イベント数は83シーン。(ノーマルED除く)
ただし、そのほとんどがエチ度の高さにより2〜3段階になっているので、延べ数だとものすごい数になると思います。
エチだけで200超えとか…するよなぁ。

エンディングは、ハルカとナリカが純愛×2(ノーマル、トゥルー)、鬼畜×2(ノーマル、トゥルー)、敵支配の各5種類。
スバルは少なめでノーマル×1、敵支配×1の2種。その他、ハーレム×1とゲームオーバーとして中ボス敗北EDと非戦闘EDがアリ。
パラメータ調整結果でエンディングが分岐するので、回収はちょっとめんどいかな〜。
あと、個人的見解ですが鬼畜ルートは、タカマルが鬼畜化した結果、自分以外の男に抱かせるケースがほとんどなので
鬼畜というよりは淫乱ルートという感じがしました。EDだけだと鬼化エンドって感じもします。

■絵  ・・・9点
シリーズ前作に引き続き、おにぎりくん氏がメイン原画を担当。
ゲスト扱いで、敵怪忍デザインをながの〜ん氏が担当されています。
おにぎりくん氏の絵は、期待以上というか予想以上にエロかったです。
エチイベント自体の数が多くて内容が濃いことも一因なのですが、肉感があっていろいろ描き込んであって…。
ギャル絵の溢れる昨今ですが、これだけエロくて、しかも嫌悪感を抱かない絵(クセがないというか)を描ける方は少ないんじゃないでしょうか

イベントCGは差分抜いて101枚、HCG率83%
枚数はそれほどでもないように見えるんですが、200を超えるイベントをこなすために差分がハンパないことになっている
(CG2枚とカウントしていいのに1枚になってるものさえある。※)ので、「CG少な!」とは全く思いませんでした。カットインCGも別にあるし。

※当レビューではCGモードの枠数を規準にしていますが、告白イベントのみ各2枚としてカウントしています。

■システム  ・・・8点
一日の行動を選択して進めていくシミュレーション。←ゲームジャンルはアドベンチャーだけど;;
行動選択は午前・午後・夜の3回で、夜は戦闘か城攻めしかできません。
午前・午後は女性キャラとのエチ(淫力回復)のほか、基礎力を上げる特訓や、敵怪忍とのエチなんかも可能。
会話中選択肢でパラメータが上がることもありますが、全ての選択肢に(誰の)何が上がるかしっかり書いてあるため、
キャラ攻略は容易
です。(個別ルート分岐は、愛情値というパラメータが基準。)

戦闘パートはコマンド選択形式。
攻撃の威力ごとに消費淫力が異なるので、現存淫力と相談しながら攻撃していくことになります。
最初は各パラメータが低いため苦戦しがちですが、だんだん楽になります。
難易度自体はさほど高くなく、それよりも、プレイ期間が長め(最大99日間)なので作業プレイと化すのがめんどかったかな。

特定の条件でクリアするとミニゲームがプレイできるようになりますが、これは単純でそれなりに楽しめる・・・けど、
なかなかスコアが稼げないので(どうやったら5000点になるんだろう;)ご褒美CGは2000体斬りで獲得すると良いでしょう。

セーブはノーマル100箇所、オート10箇所とクイックセーブ。
ゲーム内経過日数、セーブ時のピースポイント、セーブ日付、セーブ時に最も愛情値が高いキャラの確認が可能。
使いやすい部類だと思います。ただ、シミュレーション色が強いのでセーブ数は100で丁度いいくらい(普通のADVなら多い)。
午前・午後・夜の行動開始時にオートセーブされるので、失敗してもやり直しはしやすいです。
ただし、サイコロの目は何回やり直しても変わりません。運なのだ、諦めて進め。
リロードに意味がないこのシステムは、潔くて好きでした。粘って無駄な時間を過ごす危険がない(笑)。

作業化がマイナスポイントとはいえ、アリスらしく「ゲーム」として作られたギャルゲだったためこの点数。
飽きないゲームを作るって難しいんでしょうね。。。

【以下、攻略メモ】
・いわゆるHPである「障壁」は初期値がとても低いため、特訓も忘れずに。
・障壁の減少を防ぐためには、回避力である「反応力」を上げると良い。
・城攻略専用キャラ必須。隠身の術と六感の術を取得すること。
・ある程度のペースで中ボスを倒していかないと、シナリオが進まない or 非戦闘EDあり。

■音楽  ・・・6点
ほのぼの系はギター、シリアス系はピアノ、ハード系はロック、時に日本の楽器など、幅広い曲風を揃えた30曲。
(うち1曲はアリスの部屋のテーマなんで、既出)
ただ、よく聴く音楽は決まっていたので(戦闘シーンとか)、それほど印象付かなかったというのが正直なところ。
主題歌は『風のように炎のように』、これが流れるアニメ番宣風PVは良い出来でした。
ちなみに音楽鑑賞モードでは、クリア済みのキャラのドット絵をダンサー表示させられるプチ機能あり。

■総評  ・・・7点
案外点数が低くなってしまったんですが、シナリオが原因ですね。
最初に書いた通り、シナリオメインではないとわかっているので、気持ち的にはもう少し高い点数でも良かったような。
値段分のやり込み甲斐も見甲斐もある作品だと思います。ただ、エロ耐性がない限り無理。(←エロゲだからねw
また次の変身ヒロインものに期待♪

お気に入りキャラ …スバル
ハルカも良かったんですが(風音さんのお声、すごく合ってました)、クールビューティー好きとしてはスバル。
かわしまさんのお声も良かったですよ!
なので、スバルルートの薄さが悲しすぎます。ファンディスク出たら、買います。
人気投票でハルカがダントツらしいのは、いかにも女の子らしいし強いしいい声だし…で人気なんだろうなと思ったり。

2008.04.29

(C)アリスソフト

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