おかえしび〜すと!!
Studio e.go!

◇DATA◇
発売:2006年11月24日

DVD-ROM 1枚 フルボイス
ジャンル:獣っ娘ダブル同棲AVG

原画:山本和枝
シナリオ:兄丸、鳩ハト。

町で、突然得体の知れないものに襲われて気を失った主人公。
目を覚ますと、そこは自分の部屋で、見ず知らずの二人の少女が側にいた。
一体誰なのかと問うと、田舎の祖父が飼っていた犬と、祖父の家の近くの森で罠にかかっていたのを
助けてもらった狐だという。二人は、主人公に恩返しをするために人の姿になって、ここまでやってきたらしい。

帰る家もない二人(匹)をかくまうことに決めたが、主人公の部屋は3人で暮らすには狭かった。
そこで、マンションの隣の部屋に住む兄の部屋に、一人は住むことに。
1週間片方と同棲し、ソリが合わなかったら相手をチェンジしようということになった。

こうして、獣っ娘とのラブラブ生活が始まった。

総評:4

月に1本のペースでソフト制作を行っていた時期の、連作の一つ。
微妙に低価格ソフト(定価6800円+税)となっていますが、もっと安くても良かったと思う(爆)
低価格ソフト全盛期の『てんあく』(定価3800円+税)に比べたら、ずっと満足度低いんじゃないかなぁ。(てんあく、プレイしてないけど;)

■シナリオ ・・・1点
シナリオはないに等しいです。
なんか、昔の恩返しがしたいと言って女の子がやってきますが、何の恩返しなんだ?とわからぬままにただHを繰り返す。
イベント開始も、それなりのシナリオの流れがあるわけではなく、突然「ねぇ、しようよ!」「OK!」みたいなノリ
ダメだ、もっと倫理感を持ってくれ!
・・・獣だからしょうがないの?

雑誌か何かの製品紹介に「人間のエッチを知らない獣っ娘にいろいろ教えてあげよう」みたいなことが
書いてあった気がしますが、調教要素があるわけではありません。ただ、ケモノ的なエチィが繰り広げられます;
主人公はちょっと鬼畜要素がある気がしますが…そういう描写も大してなかったしなぁ。言葉攻め系。

OHPのストーリー紹介に「夏休みは、残り2週間」とあるし、「二人の女の子を1週間でチェンジ」なので
プレイ期間は2週間かな?とも思うのですが実際には1週間ぐらいではないかと。ゲーム内で日付の感覚がないので曖昧ですが、
最初の1週間は毎日エチィ、チェンジするかどうかを決める日があって、その後ちょっと「転」があって終了。
1ルートは1時間強で終わっちゃいます。

エチメイン作品と言うことで、イベント数は多めの25。ハーレム展開ありです。
ただ、1イベントあたりのCG枚数は少ないので物足りない
エチの内容も、ただ、品がない。演技感満点のセリフを女の子がしゃべるしゃべる。ちょっと黙って欲しい(−−;
聞く気しなくて、クリックしまくってました;; ちぇりーっぽいと言えばそうかも…しれない…(汗
先にも述べましたが、ただお互いが性欲を満たすだけと言う感じの動物っぽいものが多かったです。

書かなくてはならないであろう要素は、いわゆる寝取られがあること。
私はなんとも思わないんですが(女なので、結局どの作品も寝取られてるわけなのでw)、
男性プレーヤーにはかなりのダメージがあるようですので書いておきます。
これが更にキザボイス付きだから!「やってらんねー!」なんでしょうね(^^;

■絵 ・・・5点
原画は大御所、山本和枝氏。
ですが、連作対応でお疲れなのか、絵に乱れ(エロさじゃなくてね)を感じます
エゴの作品を(製品紹介しか見てないのの方が多いですが)何年か見てきて、氏の絵の今と以前を比較して、劣化していると感じる。
IZUMOした頃は、塗りの綺麗さに感心したものですが、今作にその要素はありませんでした。
普通のよくあるレベルの塗りですね。汚くはないけど、目を見張るものはない。
キャラは二人とも可愛いので…もうちょっと頑張って欲しかったなぁ。
たまに、「おぉ、かわいい」と思うCGもありましたが。

背景CGの多くが、ちぇりーそふと作品で見かけた背景でした。懐かしい〜。
ちぇりーがエゴの背景を借りてたのかは存じません。もしそうだったらすいません。
ま、いずれにせよ使いまわし背景です。

イベントCGは差分抜いて49枚、HCG率70%。イベント数は25。
「ほとんどHCG!」と宣伝されていた割には、低めのHCG率だと思ったのは私だけでしょうか。。
このCG枚数でイベント数25なので、1イベントあたりのCGの少なさはお察し頂けるかと思います。

■システム ・・・5点
オーソドックスな選択式ADV。
セーブ数50。クイックセーブ・ロードはありません。
表示はセーブ日付・時刻のみ、サムネイル付き。通常なら「使いにくい!」と評するレベルですが、シナリオが短いので
セーブ・ロードをする回数は少なく、それほど苦に思いませんでした(爆)。
また、メイン画面にアイコンがないのでわかりづらいですが、実は「前の選択肢に戻る」機能を搭載。
使わなかったけども。

マニュアルにはバックログ表示を「↑↓」で表示できるとあったので「よしよし」と思ったのですが、
実際にはできなかったよorz
ウィンドウの横にある▲▼のことを示していたんだろうか。
マウス特化で、私にはちょっと使いにくいシステムでした。ウィンドウ消すのがキーボードでできないのがイヤ!
なお、システムは姉妹会社リドルソフトのものらしいです。
グラフィックに鳴滝さんのお名前もあったし、アグリーで協力して作ってるんですかね。

話はずれますが、マニュアルと言えばストーリー紹介の文で「主人公は、どこにでもいる■■■」と不自然にベタで隠してあったのが
気になりました(爆) 高校生とか書いてあったのかな〜。つか、刷り直せよと。綺麗に削り消してあったから判別できないけど。

CVさんは…好みによるかと。
ひなたの声が甘々で、キャラ的にバカっぽい話し方なので受け入れられない方も結構いるのでは。
梓はどっちかというと真面目でおとなしいキャラなので、私は大丈夫でした。ちぇりー作品でよく聞いたあのお方ですし。
注目すべき(?)は、主役とその兄にもしっかりボイスが入っていること。(フルボイスだからねぇ)
そして、どちらも妙にカッコつけボイスなのです。キザという形容がぴったり。
私は即OFFにしましたが(爆)、男性プレーヤーはどう受け止めるのかな(^^;

■音楽 ・・・5点
主題歌は『You change the color of my heart』。歌うのは中山マミさん。
可愛さを前面に押し出した歌と言う感じ。私の好きな系統ではない(^^;
製品の音楽鑑賞モードに『You change of my heart』とあったので「英語おかしいよ?」と思ったら、記載ミスなのね;
OHPには正しい曲名がありましたー。
なお、主題歌だけならまだ大丈夫なんですが、この曲が流れるプロモが…センスない感じで好きじゃないです(ぉ
売りたいのは、ヒロインなのかでぼなのかはっきりしろと。でぼ出張りすぎ。
話をBGMに戻しまして、基本はシンセサイザーによるゲーム系音楽。
雰囲気のあるシーン用にはピアノや弦楽器の音が入っております。
総曲数はアレンジを含め18。
まぁ、普通と言う感じでしょうか。

■総評 ・・・4点
地雷の雰囲気をぷんぷんと感じながらも買ったのですが(テレカに惹かれて/爆)、
予想通りの地雷でしたね…いや、予想以上か。
もっと内容はあると思ってたのに、悲しいかな、スカスカでした
エゴは老舗で、良いソフトを作れる会社だと思っているので、変に「毎月発売」とかせずに、内容の濃いものを
しっかりと作って頂きたいです。10周年の記念の年に潰れるなんてことのないように…頑張ってくださいよぅ。
会社としてはテレカ目的で数が掃ければ良かったのかもしれない。
でも、そんな商法は長くは続かないと思いますよ。私はもう絶対しない。

■お気に入りキャラ:梓?
             すいません、ついクエスチョンマーク付けてしまいました。
             ひなたよりは梓。シナリオがない=あまりキャラクターの描写もない ので「どっちが好き」と言いづらいんです;
             シナリオは完全に梓の方がマシでした。
             スタッフロール後に過去の描写があるので「あぁ、だから恩返ししたかったのね」とわかる。
             ひなたは全然その辺わかりませんでしたから(^^; ただの馬鹿キャラで終わってしまいましたよ。

2006.12.31

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