Destino
BLAZE

◇DATA◇
発売:2004年8月15日
CD-ROM1枚   ボイスなし
ジャンル:ADV (全年齢対象)
原画:ゆきうさぎ
シナリオ:枕流

墜ちた天使フレイと悪魔ブラン。
片方が人の姿をしている時は、もう一方が獣の姿となる呪いをかけられた二人は、
強く互いを求め合っても出会うことが許されない。
それでも二人は、再び出会えると信じている。
そして今日も、ブランはフレイを求めて夜の街を彷徨い、フレイは静かにブランを待ち続ける。

購入のきっかけは、ゆきうさぎさんの原画。ゆきうさぎさんはORBITのゲームで知りました。
同人ゲームゆえ、商業作品レビューと同じでは駄目だよなぁと思いつつも
いつものように行かせて頂きます。
商業作品レビューよりは評価レベル抑える方向で。

■シナリオ ・・・4点
呪い故にすれ違う悪魔ブランと天使フレイを描いた作品。
登場人物はこの二人の他、教会絡みのキャラが数名。
ゲームの紹介を見た感じ、切なそうで面白そうと思って惹かれたのですが、
実際プレイして見るとなんだか物足りなかったです。
ゲーム案としてシナリオはもともと4本あり、Destinoは順番的にその最後にあたるシナリオだったとのこと。
そのせいか、解説不足が気になりました
例えば、どうして悪魔と天使がそんなに惹かれ合うのかとか、根本的なことがよくわからない。
恐らくキーキャラであるはずのルカの正体もいまいち…
たぶんビアンカが関係してるんだろうとは思うのですが、事実がはっきりと述べられないために
勝手に想像する部分がかなり多かったです。
結末が中途半端なハッピーエンドなのも納得行き難し
おとなしく悲劇で終わらせれば良かったんじゃ、と思うんですが。
山場の展開は面白いので、その他が不安定なのがもったいないです。

■絵 ・・・6点
最初に書いたように購入のきっかけが原画なので、絵には期待してました。
が。
意外とCGが少なかったです。あっても、キャラがはっきり描かれてる物が少ない。
それぞれ綺麗ではあるんですが、キャラ絵が見たかったのでやや残念。
キャラデザは良いなぁ*と思いました。特にビアンカ、ブラージ。
ブランとフレイの2ショット絵は好きです。
イベントCGは14枚。一般作品ゆえHCGはありません。
背景がすごく綺麗で気に入りました。ORBIT作品でも描かれてる方だったんですね。
あと、この項目に当てはまるのかわかりませんがメッセージウィンドウのデザイン(蝶)が好きです。かわいい。

■システム ・・・5点
*パッチファイルがHPで配付されています。適用を忘れずに。

ここが、同人作品だから見逃してもいいかどうしようか一番悩む部分でした。
これぐらいは許されることなのかな?とか。でも思うように書かせて頂きます・
基本的なシステム周りは問題ありません。
随時セーブ可能、セーブはサムネイル付き・日付表示・プレイ中のシナリオのタイトル表示。
バックログは「History」を選択するように解説されていますが、マウスのスクロールボタンでも見れます。
でも問題だと思ったことが2つ。
プレイ時、常にCPU使用率が100%。下がっても90%程度。
セーブファイルが一つ250KB。ゲームの内容の割に大きすぎると思われます。
少なくともこの二つは解決されるといいんじゃないかなぁと。
全体的に普通かな?ということで5点です。

■音楽
すいません、具体的な評価は避けさせて頂きます。
なぜなら、音楽(BGM)が鳴らなかったから(汗
パソのせいかなと思ってるんですが、本当のところはわかりません。
効果音のみで違った雰囲気のゲームを楽しませて頂きました(^^;

■総評 ・・・5点
正直、期待が外れました
シナリオの不足感が痛いですなぁ。今回使われなかったという前の3本も組み込むべきだったんだと思います。
基本の流れは好みのタイプなシナリオなので、もっとしっかり理解させて欲しかった。
もし続編等補足があるとしたら、ブラン・フレイはもちろん、ビアンカ・ルカの物語ももっと書いて頂きたいなー。
いっぱい見れるかな〜と思ってたゆきうさぎさんの絵があまり見れなくて寂しかったのもマイナスポイント。

同人ゲーム経験がPurism×Egoistしかない(しかもPurism×Egoistはかなり完成されている)ので、
「もっと見逃してやれよ」と思われるレビューかも;
経験不足な私をお許しください。

◆お気に入りキャラ:ブラン。悪魔だけど悪魔じゃないような行動が見られて、そういうギャップが好き。
            実はコニーもお気に入り。