IZUMO
Studio e.go!

◇DATA◇

発売
CD-ROM版:2001年12月21日
DVD-ROM版:2002年2月22日
IZUMO2同梱 完全版:2004年7月30日
フルボイス
ジャンル:RPG
原画:山本 和枝
シナリオ:高橋 直樹



←画像はCD-ROM版

エゴお得意のRPG作品の中でも、日本神話を題材にした人気作。
その人気ぶりは、続編が制作されたことの他、
OVA化、コンシューマ(DC、PS2)移植されたことからも伺えるかと。
老舗エゴの代表作☆

始まりは、夢の中での出会いだった。
主人公、塔馬ヒカルの夢に夜な夜な現れる美しい巫女。
彼女はヒカルのことを「救世主さま」と呼ぶ。
ヒカルは彼女との認識もなく、当然救世主などと呼ばれる覚えもない、普通の高校生。
一体彼女は誰なのか…

そんなある日、ヒカルは学校にいる時に大地震に襲われる。
突如人の消えた校舎内の一角に、不思議な部屋を発見するヒカル。
じめじめとした部屋の中には祭壇のようなものがあり、鏡が備えられていた。
その鏡に触れた瞬間、ヒカルは深い闇へと落ちてしまう。

ヒカルが目を覚ました時、そこは学校ではなかった。
2000年前の古代日本。
「お待ちしておりました、救世主さま」
そこにいたのは、夢で何度も会った巫女であった。

ヒカルと仲間たちの、世界を取り戻す旅が始まる…!

総評:8

ちぇりーファンだったくせに、同系列のエゴ作品に手を出したことがなかった私。
何か小さなライバル心みたいなものがあったのかもしれません(←あんたが敵視しても;)
けど、前からエゴのゲームが好評なのは知ってたし、やってみたいとは思ってました。
そんな時に、IZUMO2がIZUMO完全版同梱で発売されると知り、
これはお得!と思って買っちゃいました(コミケ開場にて/爆)
そんなわけで、感想はIZUMO2同梱の完全版に沿ったものになります。

■シナリオ ・・・8点
突然古代日本に飛ばされたヒカルとその仲間たち(渚、七海、綾香)が、もとの世界に帰るためには
古代世界で四聖獣の封印を解き、聖獣たちの力を得なくてはならない。
そのために、古代世界の巫女アマテラスと協力しつつ各地を回っていく…というわかりやすい展開。
その中で、各キャラの過去等、今まで知らなかった真実を目の当たりにしていく。
また、ヒカルの妹 美由紀が敵陣にいることを知り、ヒカルたちはさらなる戦いの中へ。
わかりやすい展開ながら、ただ敵を追いかけるだけではなく、各キャラの個性を引き立てる
シナリオだったのが良かったです。過去の重み大好きな私(笑)にはヒットー。
敵陣営のスサノオ、ツクヨミ、ヨモツオオカミにもその辺りの絡みがあるので、
ただの悪い奴という印象にならなかったのも良いのではないでしょうか。
スサノオの最後(not 最期)はなんだか可哀想で同情。
イベントもエチいの、エチくないのそれぞれあって良かったです。
全体的に良い感じだったので高めの8点評価。

■絵 ・・・8点
あぁ、やっぱさすが西の女王ですよ
絵柄は別に好きじゃないんですが(少女漫画ちっくにキラキラしすぎかなぁと)、塗りが…綺麗!
<特に好きな絵柄じゃないのに8点は私の評価にしてはかなりすごいことだと思う。好きな絵柄なら満点かというところ>
未だに山本先生のあの髪の塗りはどうなってるのかよくわからないです。細かくて綺麗過ぎ。
全体のバランスがやや崩れてるなぁとか立ちグラでデッサン崩れてるなぁとか、気になるところもいくつかありましたが、「古い作品だから仕方ないよね」と割り切る部分もあり(これが今の最高レベルならもう少し厳しい評価を出すと思われ)、この辺りは時期的ラッキーを含みます(笑)
キャラが多いのにちゃんと描き分けられてるし、ヨミノクニ陣の衣装デザインが凝ってて良い
あと、個人的にイベントは凌辱ではなくラブいのが好きなので、ほとんどラブラブで良かったです。
逆に、凌辱お好きな方にはつまらないかも?(よくある、「負けたらモンスターにやられちゃう!」てのもないので)
でもこのゲームはそういうの期待しちゃ駄目なゲームだと思う(コンシューマ移植されてるし…エロがなければ駄目というわけではないのであろう)ので、ラブを楽しんでください(笑)
で、じゃあエロが薄いかというとそんなこともないので、楽しめるのではないでしょうか。
ヒロインが多い分イベント数も多いです。
精霊とやりまくりなヒカルが「君だけだよ」と騙し(?)つつヒロインを抱くのはちょっとやるせないですが;
ちなみに、CGは差分抜きで149枚、HCG率32%

■システム ・・・8点
*修正パッチがOHPにて配付されています。プレイ前に適用しましょう。

RPGというぐらいなので、普通のAVGよりすごく凝ってます(当然ですか;)
特徴的なのは勾玉システム。
言ってみればF○7のマテリアシステムに似通ったもので、
魔法(呪法)の力を秘めた勾玉を装備することで、特殊効果を得たり、その魔法が使えたりします。
私はマテリアシステムは非常に良いシステムだと思っており、従ってこの勾玉システムも良かったです。
主となる5属性の勾玉+和玉はかなりたくさん集まるので、気にせずどんどん使うといいと思います。

システムで難点だなぁと思ったのは
全般:
セーブがわかりにくいー。サムネイル形式に慣れると、このプレイ時間と現在地しか表示されないセーブ&ロードはかなり使い難い(理想のセーブはアージュ製。自分でコメント付けられるのが非常に使いやすいのです)。
ゲームのボリュームがある割にセーブ箇所は少なめ(20箇所)なので攻略解析される方には不便だったのではないでしょうか。クイックセーブもありません。私は普段あまり使わないので、特に不便は感じませんでした。
マップ:
視点移動必須の3Dマップなのですが、それにしてもわかりにくい通路等があり見づらかった
岩山フィールドだと、斜め上からの視点ではどこが道でどこが斜面なのか見分けがつかないし。
(マップ表示の画質を下げてプレイしていたからかもしれません。そうだったら申し訳ない)
一番迷うマップは第一章、出雲学園だと思う に一票(笑)
似たような背景の続く校内で方向感覚を失って、もう大変ーでした。
戦闘:
ターゲット指定した敵が自分のターンが来る前に他のキャラによって倒された場合、
誰にも攻撃できないまま次のターンに進むのは切なかったです。自動で残りの敵にターゲット変更してくれればいいのに。
第9章(キャラ攻略):
一通りのイベントが終了すると、だらだらと同じことが繰り返されるのはどうかと。
Hイベントも非常にマンネリ化してますよ(笑)
「早くヨモツヒラサカに行きましょう!」と注意されるとか、もっと真実味が欲しかったかも。

難あり箇所をいくつか挙げましたが、エロゲでこれだけのレベルのゲームが作れるのはすごいと思ったので高め評価にしました。

■攻略メモ(ぷちアドバイス)
私が実践した、「これはするべき」と思うことをいくつか。

・特にレベル上げは不要。ただし、エンカウントした敵とはちゃんと戦うこと。

・強い敵との戦いで体力を回復する時は、できるだけ自分で回復する。
  綾香等魔力の高いキャラによる回復が即座にできる状況ならもちろん魔力の高いキャラに任せた方がいいですが、他キャラの援護が間に合わず気絶してしまった場合、他キャラの1ターンが無駄になる(気絶してるのにヒール系を使ってしまう)からです。

・勾玉の装備方法
 →ヒカルの武器の大きい穴(以下 大穴)に桃花。
   ヒカルは中盤まで防具が制服のため勾玉による防御強化ができず、ダメージを受けやすいです。
   その分を、桃花の「与えたダメージの20%分、体力回復」で補えばかなりラクチン。

 →全員の武器の大穴に産玉。余裕があれば荒玉も。
   保険は必要です。産玉は防具、装飾品の大穴でも同じ効果を出しますが、防具・装飾品には他に付けるべきものがあるので武器に付けます。
 →防具の大穴には奇玉(全部でも良い)、一つは苦玉だといろいろと楽(特に後半のボス系)。
 →装飾品の大穴には、各ステージの敵がよく使う属性の勾玉を装備

・タマモ戦対策
 基本の装備は上記の通りなのですが
 →武器の大穴にはとにかく和玉。
  HPを高くして、タマモが与える大ダメージに耐えるためです。体力3500以上は必要かと。
  最初は、大穴の一つにはいつも通り産玉を。しかし産玉の効果は一回で切れてしまうので、
  
一度「ファイナルアタック+アレイズ」(違)発動後は、産玉を外して和玉に付け替えましょう。 (呪法で仲間を復活させるために必要!と思うなら付けっぱなしでも構いませんが、全員に残しておく必要はないと思います) ちなみに産玉は、最初はつけてなくて気絶してしまったとしても、気絶後の装備でも効果を発揮します。
  ちなみに、減った体力を回復するのに有効なのは桃花のホーリーブレス(全員全回復)です・・・が消費魔力が非常に多いので、魔力の高いキャラに交代で使わせましょう(和玉でHPを増やしている分、桃花を使わなければならない状況になるまで数ターン稼げるので、その間に次の桃花使用者の魔力を蓄積しておく)。ヒカルは魔力が低いので、タマモ戦では桃花は他キャラに付けるのが得策です。この時点ではもうヒカルも装備が「制服」ではないはずなので、奇玉の装備でダメージを軽減できます。
  一人一人ヒールで回復するのはもちろんアリです。戦闘の基本はマメな回復!けど、桃花使えば他の5人が攻撃できますのでね。
  また、武器メインで戦うキャラには荒玉をつけるのも有効でしょう。
  

 →防具の大穴に苦玉。
  これは必須です。最初の攻撃ダメージは防げませんが、毒状態になる・ならないではかなりの差。
  勾玉レベルは必ず3まで上げておきましょう。

 →装飾品の大穴に付ける勾玉は、水玉、木玉、金玉。
  これで大概の魔法を無効化(もしくは吸収)できます。
  タマモ戦のために、この3種の勾玉レベルはしっかり上げておきましょう!

  火・土属性の攻撃もしてきますが上記3種より頻度が少なかった(と思う。私のときは;)のでレジスト系で無効化しておけばいいかと。
  (5属性を6人にまんべんなく振るのもいいのですが、そうすると誰がどの属性は吸収できるか覚えきれずに無駄なレジストをしそうなので、無効化できない魔法は共通させ、早いうちに皆でレジストしてしまった方がいいと思う)

■総評 ・・・8点
いつになく高評価の連続で、自分でびっくりです(笑) 穴がない
エゴの人気が高い理由がわかったような。
エロゲには珍しいゲーム性の高さでしたが、もともとRPGが好きなので、抵抗なくこなすことができました。
十分面白いです(が、逆にADV系のゲームが好きでRPGやシミュレーションはあまりやらない方は、めんどいと思います)
戦闘にめんどさを感じない方なら、一度やってみる価値はあると思います。
所々に少し気になる点があるので、それが2で改善されているといいな、と期待。

■お気に入りキャラ : 七海
理由は単純に、かわいいからです(笑) 戦闘でも後列への攻撃が出来て便利だし♪ ただ過去エピソードは、不幸の本人への関わり具合が他のキャラより低い(第三者が関わって初めて、辛くなる過去)ので、渚や綾香の方が面白いかも。
精霊たちも、メインヒロイン達に負けず劣らず魅力あり。私は外見は桃花、個人エピソードを入れると楓が一番好き。


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