終の館 〜恋文〜
CIRCUS Fetish

◇DATA◇
発売:2004年2月27日
CD-ROM1枚   フルボイス
ジャンル:エロい切ないフェティッシュノベル
原画:ちのちもち
シナリオ:沢柾機

全五巻+一巻仕様の連作の第一巻となる『〜恋文〜』。
1000円だからとあなどるまじの出来な、CIRCUS Fetishが送るお得な作品。

想いは、届かぬ恋文に秘めて――

傷を負い戦えなくなった主人公 森 は戦地 露西亜から帰還する。
彼を出迎えたのはメイドの藤。
藤は以前と変わらず優しく接してくれるのだが、妹のふみ乃は数日経っても姿を見せない。
そんな時、戦地からふみ乃宛ての手紙が届く。
それは、ふみ乃の恋人であり、露西亜の地で死んだはずの戦友 小田からの手紙だった…

◆コメント◆

珍しく手を出してしまった、「ブランド買い」でない作品。
手を出した理由は他でもない、安いから、でした。1000円でCIRCUS作品が楽しめるならいいかなぁと。
舞台設定や原画も良い感じだったので購入決定。

■シナリオ
発売以前から公開されていた、森、藤、ふみ乃、小田の関係。
そこからある程度、真実が予想できるかとは思うのですが私の予想は外れていました(^^;
でも、シナリオを読み進めるうちに少しずつ展開が読めてくるので最終的な衝撃はそれほどありません。
展開は読めますが、だからといってつまらないということはなかったです。
「エロい切ない」のうたい文句は間違ってないかと。
身分差ゆえに伝えられない恋心と、それを隠しつつ宛名の違う恋文を記す切なさ。
古風な雰囲気の中で純愛系シナリオが展開していきます。

その割に、エロも多かった。これは予想外。
攻略対象は藤一人だけですが、短編の割にエチシーン多。
意外にも隠語ばりばりです。しゃべりすぎでやや鬱陶しい。

■絵
ちのちもちさんの絵は好きでした。
暗めの色合いがレトロな雰囲気を出してていい感じ。
前髪がちょっと気になるけど…。(リカちゃん人形のような生え際と、明らかにおかしい折れ具合)
立ちグラでは振り返る藤がかわいかったです。
主人公の腹筋が割れすぎてキモい(笑)
イベントCGは差分抜いて16枚、HCG率75%
CIRCUS作品やってないんで使いまわしとかはわかりませんが、背景も細かくて綺麗でした。

■システム
ノベルは初めてだったんですが、特に困ることはありませんでした。
オートモードがちょっと普通と違うようで、オートモード中にクリックして音声カット等してもオートモードが継続します。(普通はオートモード中にクリック等するとオートモードが解除される)
読めればいい場面と声も聞きたい場面が点在する傾向にある私には便利でした。
でも、オートモード継続のことを忘れていて、クリックしてそのまま席を立ち、戻ってきたらシナリオが進んでいる・・・ということもありました(汗  そんな時は、バックログ確認モードにして止めましょう。

これはダメだろと思ったのは回想モード。
エチシーンのみ抽出ではなく、DVDのチャプター再生機能みたいな感じで場面ごとに全部流れます。
エチシーンだけ見たい人には不便だろうなという感じ。
どの場面にどのエチシーンが入ってるのかわかりにくいし。
シナリオ部分をチェックしたい人にはいいのかな?

■総評
「1000円?大丈夫??」という不安はなくしてくれていいかと思います。
話もそこそこ面白いし、十分値段の分はあるのではないでしょうか
ただ、8800円の最終巻で今回はっきり描かれなかった藤のその後を描くつもりだとしたら…
それはイヤだなぁと思いました。これで終わり!にして欲しい。

今回の作品はいいと思いましたが、次回〜双ツ星〜は買わない模様(爆
ロリじゃなければなぁ…。

CIRCUS
このページで使用しているサーカスの画像は転載許可を受けています。
  このページからの無断使用・転用を禁じます