MACHINE MAIDEN 〜マシンメイデン〜
(evolution)

◇DATA◇
発売:1999年2月26日
CD-ROM 1枚

主人公以外フルボイス
ジャンル:コミュニケーションADV

原画:CARNELIAN
シナリオ:林保成

主人公は、ゼミの教授の推薦のおかげもあり大企業に就職できた技術者の卵。
入社して最初の仕事は、その会社が制作している限りなく人間に近い姿と思考を持つ少女型ロボット、通称DOLLの教育だった。

与えられたDOLLの名前はアルシア。
無垢な心を持つ、機械仕掛けの少女。
教育期間の1ヶ月を経たとき、彼女はどのような存在に成長しているのだろうか?

総評:4

CARNELIAN氏の絵目当てで購入。
もちろん(?)リアルタイムでは購入できず、制作会社もなくなった後に中古で手に入れました。
対応OSはWin95、Win98となっていますがWinXPでも問題なく動きました。

予想通りヒロインは可愛かったですが、その他は・・・という感じの1本。

■シナリオ ・・・2点
このゲームの主な目的は育成なので、シナリオが薄いのはある程度しょうがないのかもしれません。
でも、もう少しいろいろとイベントが起こった方が感情移入できる&やる気もアップしたのではと思います。

AIの開発で有名な企業に入社した主人公は、新人研修として、会社の未来を担うと考えられている人型ロボット、通称DOLLの教育を任される。
教育期間は1ヶ月。教育者の与えた教育の内容に、AIの成長は大きく影響されるが、果たして?という
育成ゲームらしい展開となっております。
他に、キャラとしては同期入社でライバル的存在の涼、担当部門が違う眼鏡っ娘の由美子、開発部部長のアダルトお姉さん・真理の3人がいますが、それほど絡みはありません。なのであまり印象もない(汗
システムの項と被ってしまいますが、ゲームは1日3回アルシアに教育を与えることが基本で、それ以外に自由時間はないに等しいため、他のキャラとも絡めないのです。
ちなみに由美子と真理は攻略可能です。(エンディングは必ずアルシアになるので、二股。。。)

エチイベントは、アルシアに関しては教育という形で行うのでカウントはできません。
選んだだけの回数が可能。パターンは13種かな。(なかなかカウントし辛いのです)
普通に、というのから野外、SM、オ○ニーなど種類はいろいろです。エチ度は並より上だと思う(管理人基準)。
由美子と真理は各2回。

エンディングは5種類用意されており、揃えるのはなかなか難しいです。
バッドはわかりやすいバッドなので結構切なかった。久しぶりにバッドエンドを見たなという感じでした(^^;

■絵 ・・・7点
原画はCARNELIAN氏。ORBIT設立前の、relic所属時代…かな?
画風は現在と大きくは変わらず、「かわいいけどエッチに」というこだわりや、動きのある構図はこの頃から既に意識されていた感があります。
古い印象を受けるのは、色数が少ないことが大きいと思われ、時期的に仕方ないかなと。
 
イベントCGは差分抜いて80枚。HCG率83%。
エチイベントはコマンド選択式に近いため、CGの使いまわしは多い。
また、通常イベントが少ないためにHCG率が高いです。

■システム ・・・2点
古い作品でシステムを評価するのは非常に難しいです。当時の平均レベルがわかんないので;

朝・昼・夜の1日3回、どこへ行く(=アルシアの何のパラメータを上げるか)か選択していく育成ADV。
夜のみアルシアの部屋でエチィが可能となっています。
育成システムは、特に変わったこともなく平均点かと。
ただ、行き先によって強化項目が変わる割には、どこに行くと何が上がる(下がる)のかわからないので辛いかも。
初日は施設の紹介とかあるかなーと思ってたけど、いきなり教育スタートだったのでビックリでしたよ。

アルシアの状態は 普通−無気力−高飛車−萎縮−淫乱 の5種(立ち絵が変化)ですが、イベント発生条件は
機体性能、データ量、擬似人格、従順度、愛情度 の5種のパラメータ量に依存します。
パラメータの現在値は夜にメンテナンスルームで真理から聞くしかないため、調整し辛かった。
愛情度を上げるにはエチィ必須なのに、部長なんかに会いに行ってられるかよ!みたいなw

操作性は非常に悪かった。
バックログ表示不可、既読判定なし、セーブは1日1回のみ。
セーブはノーマル12個。
表示はプレイ日時とゲーム内○日目の表示。コメントの付加は可能。
スキップすれば1周もそれほどかからないのであまりセーブ数を増やさずに済みましたが(中盤過ぎでセーブしておいて、
その後パラメータ調整すればCGの回収がある程度できる)、完全に自分で攻略を考えてる方には絶対足りないセーブ枠でした。

おまけページの見辛さも稀に見る酷さでした(ぇ
CG鑑賞は、サムネイルの表示がなくCGのタイトル一覧から文字を選んで表示
 →こんな感じ (都合により由美子のページで許してください。アルシアのページはえろい言葉ばっかなので;;)
差分CGも1枚ずつ選ばないといけないので大変でした(CG枚数のカウントが/苦笑)。
そして、回想モードはありません
アルシアの声が結構ヤらしい感じ(可愛い声なんだけど、CVさんがお上手というか)なので、
回想モードでじっくり見たかった!て言う人には残念だと思われる。

■音楽 ・・・4点
総曲数は21。
ボーカル曲はなく、全体的に一時代前のゲームだな〜という音楽でした。(は?
ちょっと堅い機械音ちっくなものが多いんです。作風のせいもあるかもだけど。
そんなに曲がいいという印象は受けませんでしたが、ある程度曲数はあるし、
時期的に頑張ってたんだろうと勝手に思うので微妙なこの点数で。

時期的にといえば、音楽じゃないけど主人公以外フルボイスってのが何気にすごいですよね。
サブキャラの男性キャラまで声ありなんだから!

■総評 ・・・4点
思ってた以上に作業ゲームでした。もっとシナリオがあるものかとー(涙)
システムの使いづらさも目立ったので、この点数。
ほとんど絵で稼いでますね。

でもアルシアが可愛いので、CARNELIAN先生の絵柄が好きでちょっとパラメータ調整を頑張る気力があれば
プレイされるのも良いかな〜と思います。中古なら安いでしょうし。(探すこと自体が難しいかも…?)

■お気に入りキャラ:アルシア
             この作品でアルシア以外に流れる可能性はかなり低いかと(笑)。
             アルシアの可愛さは、時代を感じさせなかったですよ!
             CARNELIAN氏の絵柄(技術でなく、絵柄ね)がそれほど今も変わっていないってのもあるんですけど
             今見ても「古っ!」て思わないのはすごいなぁと思いました。(その他のキャラはちょっと古い感じでしたが。)
             発売時期が4ヶ月違いの『永遠の都』は古いな〜と思ったので。
             お声も合ってて、良かったです。一枚描きたいな。

■お気に入りシナリオ:トゥルーエンド
              …かな?
              アルシアのパラメータによって読めるエピソードがコロコロと変わるので、
              どのルートが好きっていう切り分けが出来ません。
              エンディングは30日目のパラメータの結果だけであって、それまでは機械性能が高い時用のイベントや
              従順度が高い時用のイベントが見れたりしますので。
              あと、トゥルーはベタなハッピーエンドなので、悲壮感のある他のEDの方が面白かったというのが正直なところ
              ただ、それらは別にお気に入りではないので、ここはトゥルーが好きということにしておきます〜。

2007.12.15

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