タユタマ -It's happy days-
Lump of Sugar

◇DATA◇
発売:2009年5月29日

DVD-ROM 1枚 主人公以外フルボイス
ジャンル:恋する二人のラブラブADV

原画:萌木原ふみたけ
シナリオ:
史方千尋、てつじん、高嶋栄二

―あなたと もう一度ひとつになるために 生まれてきました。

大切な人を見つけたあの夏。
それよりも少し前、ましろが泉戸家に来たばかりの頃に、ましろが葦原町の商店街の福引で特賞を引き当てた。
高級旅館二泊三日の宿泊券。金額にすれば20万円相当!
裕理との新婚旅行にしよう!と喜んだましろだったが、その後、太転依を巡る数々の事件がましろや裕理の周りに溢れて…

いつしか、その宿泊券は存在すらも忘れられていた。

そして、月日が流れて、裕理が大切な人を見つけた後。
有効期限が間近に迫った宿泊券の存在が思い出されて、やっと使われることになった。

太転依の存在が世の中に認識されて、毎日大忙しの裕理の疲れを癒すための旅。
そして、それは、大切な彼女との関係を見つめ直す旅でもあった。

総評:6.5

Lump of Sugarの第三作『タユタマ -kiss on my deity-』の続編というかファンディスク?
タイトルや作品ジャンルから前作のラブラブ後日談かなーと思いきや、意外とそれだけじゃなくて、シリアスな展開が多かったです。結末はハッピーですけど。
おまけも充実しており、前作ファンなら買って損はないと思います!

■シナリオ ・・・6点
前作の各ヒロインとのエンディング後を描いた作品。
本編は、結ばれてからの2人の関係を見直すシナリオという感じで、意外とシリアスです。
本編を読み終えると、ヒロインごとにおまけシナリオ2本が追加。
おまけ1本目はコスプレでラブラブな軽めのシナリオ。
おまけ2本目は、本編(前作ではなく、今作の本編)の更に後日談で、そこそこ長さもあるシリアス寄りシナリオ。

前作は太転依との戦闘シーンが熱くてファンタジー色が濃かったんですが、今回はそういった要素は薄めで
ごく普通のラブストーリーという感じでした。
つまらなくはなかったけど、凝ってて面白い!というわけでもなかったのでこの点数。
あ、前作はプレイしておかないとワケわかんないと思うので、いきなり今作からプレイしないように!


続編とかファンディスクというと「エロ強化」というイメージが私の中にあったんですが(ピリオドsdプレイ後だからかも)、それほどではなかったかも。
まぁ、そこそこ数はありますけど、シチュが濃ゆいとか、そういうことはあまりなし。
エチイベントは、おまけシナリオを合わせて各ヒロイン3〜5回。
本編だけだとちょっと物足りないかもですが、おまけで補完してください。

■絵 ・・・8点
相変わらず、綺麗で可愛い萌木原氏の絵。
ただ、ちょっとずつ絵柄が変わってきてて、個人的にはいつ空の頃の絵がベストです。

イベントCGは差分抜いて71枚(エクストラCG13枚含む※)。HCG率49%。イベント数は16。
枚数少なめですが、続編で、フルプライスでもないのでマイナス要因にはなりませんでした。
今回はカットインCGはオマケモードには追加されず。それほど枚数はありませんでしたが。
通常のイベントCGでも前作からの使い回しはオマケでは鑑賞できないので、カットインも同じ扱いかもしれません。

※アズをさがせ!のCGは除く。

補足情報ですが、彩色はNavelの協力があったようです。
LumpとNavelって、あんまり接点感じなかったけど…意外と繋がっていた模様。

■システム ・・・7点
セリフ選択式のADV。

セーブはノーマル100個、クイックセーブ1個。
ロード時に確認できる項目はプレイ日付、サブタイトル、サムネイル、セーブ時のメッセージ。
セーブデータのコピーと削除は前作どおり可能(今回も私は使ってません)。
1ルート中の選択肢は多くないので、セーブは100個もいらないかなぁと思いました。
あと、サブタイトルが英語で、ヨクワカンネっす。

前作で「初めて見る」と言っていた機能は全て健在。
ていうか、まるっと同じ。
前のレビューで「次回以降ではプラス要因にはなりません(笑)」と書いた通り、プラスにしなかった結果、評価は7点止まりです。

とはいえ、平均の5点より高くしたのは、使いづらいことはなかったし、全クリ後のおまけが豪華だったので。
「システム」として評価するかは微妙なのですが、おまけ内容は以下の通り。

1) 立ち絵鑑賞モード ・・・ 全キャラの全表情・服装・表情を自由に組み合わせられる&更にお好みの背景と合わせられちゃう!
2) 壁紙 ・・・ 恐らくこのおまけ用にわざわざ編集した壁紙(描き下ろしはなし)が50枚(各5サイズ)+スクリーンセーバー2種がDLできちゃう!
3) システムボイス ・・・ メインヒロイン+鵺の合計5人のシステムボイス(各50種類)がインストールできちゃう!
4) FLASHゲーム ・・・ OHPで公開されていた「クルクルエアワセHD」と、ブロック崩し2種(ましろ・アメリ)が楽しめちゃう!

すごく充実したファンディスクだな…ということで◎。

■音楽 ・・・5点
総曲数は34(BGM32+ボーカル2)。
ただし、上記の曲数中29曲は前作からの流用で、BGMの新曲は3曲のみです。
ですので、点数は控えめで…。
ボーカル曲は、OP『魂のウォブル』(歌:kicco)、ED『so happy days』(歌:霜月はるか)の2曲でいずれも新曲。
(前作のファーストOP『瞬間スプライン』もエンドロールでは紹介されてます。)
追加曲についてのみコメントしますと…BGMはゆったりした曲調の3曲ですが、作中では日常の通常シーンに使われていた曲が2曲のため
数は少なくても印象にはよく残っています。あとの1曲はエチシーンのBGMだと思う。たぶん。
OP曲はアップテンポなナンバーで、どちらかというとタユタマの戦闘シーンをイメージした曲かな?という印象。
私は好きな曲ですが、今回の作品全体の雰囲気に合っているかと言われると、ちょっと微妙です。
ED曲はハッピーエンド後に流れるに相応しい、可愛らしい曲。
このインスト版がゲームのトップ画面でも流れるので、OP曲より耳に残っています。
個人的には、OP曲の方が好き。

そして、再び補足情報ですが、BGMで5pb.の協力があったようです。
Lumpと5pb.の繋がりは…いつの間にかXBOXに移植してたコンシューマ版が5pb.発らしい。

■総評 ・・・6.5点
単体作品として見ればもっと評価点は上がると思うのですが、続編だからいろいろと新鮮味がなくて、ちょっと点数下がっちゃいました。
システムや音楽で稼いでいた点の分のマイナスですね。
シナリオは悪くないし、おまけも充実してます。
ですので、この評価点数よりは楽しめる作品だと思います!
わかりづらい評価でスミマセン;;

■お気に入りキャラ:美冬
             とりあえず、アメリとゆみなではない←酷
             前作からアメリとゆみなはそんなに好きではなかったのですが、今回、さらにイメージダウンってどういうこと。
             あんまり、女性に好かれるタイプじゃないのかな(汗
             アメリは、男女問わず苦手だと思っちゃう人がいそうだけども…。

■お気に入りシナリオ:ましろルート
              前作のレビューで、ましろEDが理解しきれずもやもやしてましたが、それが解消されたという点でましろルートを一番に!
              今回の本編シナリオは、ヒロインごとにテーマが異なってました。
              ましろ:夫婦、アメリ:友情、ゆみな:兄妹(ていうか浮気?)、美冬:親子 かな?

2010.01.24

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